こんにちは、中村です。
ここ最近、コンビニのレジ横でもドーナツを販売するようになりましたね。
ある企業が、過去半年の間にドーナツを購入した店をアンケート調査したところ、
ミスタードーナツが52.1%、コンビニで一番人気だったセブンイレブンが15.5%という結果が出たようで、
やはりドーナツの専門店だけあって人気は衰えていないようです。
コンビニのドーナツよりも
パン屋さんのドーナツよりも、
ドーナツ専門店で売っているドーナツの方が美味しそうに感じますよね。
実はホームページにも同じことが言えます。
あれもこれも色んな内容を詰め込んだホームページよりも
シンプルにひとつのテーマに絞ったサイトのほうが、
訪問客の訴求力が増すだけでなく、Googleの検索対策にも強いサイトになります。
例えば、家具メーカーさんがホームページで自社商品をアピールしたい場合、
机や棚やソファなど、取り扱っている商品をすべて掲載しようと考える方がほとんどです。
私:「御社で一番おすすめの商品は何ですか?」
家具メーカーさん:「ウチは特にソファにこだわっていて、他社には負けない自信があります」
私:「それでは、ソファの商品だけを掲載するサイトを作りましょう。」
私でしたら、このような提案をします。
え?同じ会社で扱っている商品なのに、どうしてわけるの?
他にも、ラグや雑貨などいろいろ見れたほうがいいじゃない。
すべて掲載したほうが合理的だし、サイト制作にかかるお金も抑えられるし、管理も楽じゃない?
という声が聞こえてきそうですが、それは運用側の目線であって、
閲覧者いわゆるお客さん目線ではありません。
ソファを探している人は、検索サイトで「ソファ」と、「2人掛け」などの関連するキーワードで検索するでしょう。
Googleは、より濃密なセグメントされた情報が掲載されているサイトを好み、
上位表示させる傾向にあるため、ソファの情報が踏んだんに掲載されているを優遇・上位表示してくれます。
ソファを求めているひとが、求めている情報にたどり着きやすいようになっているわけですね。
ソファの商品だけがたくさん掲載されていて、
他にも購入後のソファのお手入れ方法や、
メーカー担当者のソファに対する熱い思い、
ソファが出来るまでの工程の紹介や、
商品開発の裏に隠されたストーリー、
ソファのさまざまなウンチクが掲載されているとどうでしょう。
ここのメーカーのソファに強く惹かれてきませんか?
ここなら自分好みのソファが見つかりそうだ!そう感じませんか?
もし机や椅子など、他の商品を掲載してしまうと、
ここのメーカーの強みが伝わってこず、
肝心のソファへの興味も半減してしまいます。
ホームページは、
限られたページのスペース内で最大限アピールすることで、
グッと訴求力・購買欲がアップし、効果が出てきます。
運営者側の都合であれもこれも掲載したいと欲張ってしまうと、
閲覧者からすると何を発信し・伝えたいのかわからなく、印象がぼやけてしまうわけですね。
貴社・貴店のwebサイトはテーマを絞れていますか?
ジャンルの違う商品やサービスを一緒に並べていませんか?
どんどんホームページを専門店化していきましょう。

